2013年07月02日
花の力
植物をベースにデザインすることは同じプランニングでも建築や土木のそれとは大きく異なる部分があります。
それは植物自体が変化を続けることで景観も変化し続けるということ。
言い換えればどの段階の絵を描いているのか、その絵になるまでにどれくらいの時間が必要なのか、それを越して変化し続けた時にどうするべきなのか、その時系列の絵が頭の中で描けながら一枚の絵として時間を切り取っているか、それが植物を使ってのプランニングです。
建築でも土木でもそこまで強く時間の流れを意識しながら絵を描くことは少ないです。
でもランドスケープではそれが基本。
それなくしては逆に荒れ果てた姿が残念な気持ちにするだけでなく下手すれば自然界のバランスを破壊しただけということにもなりかねません。
そんな植物の中で今回は花の姿をピックアップ。
長いこと管理させていただいているとある会社の敷地内。
これが何年か前初めて自分が見た時の様子。



基本的にゴールデンウィーク前後に植え込み、盆明けに手入れと補植をしています。
いくらかネペタやヘメロなんか宿根草も入っていますが基本一年草で組立てています。
そして今年の5月頭にも植え込みました。
その時の様子。



そしてこれが今日の様子。




まったく違いますよね。
この時間の流れを読むには植物と付き合うしかないんです。
いくら本の中で高さや横幅が書かれているのを参考にしても公共工事のようにしかなりません。
この成長の度合い、変化は草花と灌木、中木、高木、ツルそれぞれ違いその成長を想像しながら絵を描くのは至福の時です。
創造と違ったり、読み切れなかったりする場面も時にありますけど。
すべて勉強!!
なので自分の世界は主役は植物なんです。
人が自然を支配するのでなく、どう共生するかを考える。
それが自分の仕事。
だからこの事務所の名前なんです。
One & Nature
人 と 自然
それは植物自体が変化を続けることで景観も変化し続けるということ。
言い換えればどの段階の絵を描いているのか、その絵になるまでにどれくらいの時間が必要なのか、それを越して変化し続けた時にどうするべきなのか、その時系列の絵が頭の中で描けながら一枚の絵として時間を切り取っているか、それが植物を使ってのプランニングです。
建築でも土木でもそこまで強く時間の流れを意識しながら絵を描くことは少ないです。
でもランドスケープではそれが基本。
それなくしては逆に荒れ果てた姿が残念な気持ちにするだけでなく下手すれば自然界のバランスを破壊しただけということにもなりかねません。
そんな植物の中で今回は花の姿をピックアップ。
長いこと管理させていただいているとある会社の敷地内。
これが何年か前初めて自分が見た時の様子。
基本的にゴールデンウィーク前後に植え込み、盆明けに手入れと補植をしています。
いくらかネペタやヘメロなんか宿根草も入っていますが基本一年草で組立てています。
そして今年の5月頭にも植え込みました。
その時の様子。
そしてこれが今日の様子。
まったく違いますよね。
この時間の流れを読むには植物と付き合うしかないんです。
いくら本の中で高さや横幅が書かれているのを参考にしても公共工事のようにしかなりません。
この成長の度合い、変化は草花と灌木、中木、高木、ツルそれぞれ違いその成長を想像しながら絵を描くのは至福の時です。
創造と違ったり、読み切れなかったりする場面も時にありますけど。
すべて勉強!!
なので自分の世界は主役は植物なんです。
人が自然を支配するのでなく、どう共生するかを考える。
それが自分の仕事。
だからこの事務所の名前なんです。
One & Nature
人 と 自然
Posted by ケンさん at 16:47│Comments(0)
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