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2019年04月01日

都市型緑化を考える

植物のデザインを仕事としていて今避けて通れないものに都市型緑化があります。
いわゆる壁面緑化や屋上緑化、ビルとビルの間での植栽といった。

語弊があるかもしれませんが自分としてはそれはすなわち本来の生態系を人の手で壊したところに、現代の人の暮らしを大きく損なうことなくどこまで新しい形でレストアできるかへのチャレンジだと思っています。



そう考えるとやはりこれは建築工事なのではなくランドスケープの世界だと考えています。
写真は2年前にシンポジウムで訪れた三井住友海上駿河台ビルです。



どう感じるかは人それぞれだと思いますが、人の都合で無機質なものをつくるときにそこに少しでも配慮をという姿勢を持つことがとても大切だと感じます。
実際に大切なことは緑が繋がっていること、生態系を分断してしまわないこと。
鳥が木から木へと飛び移り、虫が蜜を運び、落ち葉の下で新たな芽吹きが春を待つ。

企業イメージや潮流だからという理由でということも正直少なくはないと思いますが、それでも多かれ少なかれ実際に機能し貢献することにつながります。



本来の自然の姿とは違うということが大前提の都市型緑化ですので、非常にレベルの高いことが求められます。
当然本来の植物の生態を理解した上でビル風や日照、限られた土量、乾きやすさなど想定される事態にどう設計の段階で気づきプランに反映するか。

もちろん対象地や対象物件のデザイン性を上げることを追求しながらですが、同時に繋げてゆくということを強く意識しながら取り組んでいきたいですね。

ここ札幌は本州の方の中には自然豊かでそういったことと無縁の土地と思われている方もいるのかもしれません。
ところが実際は街中に緑が少ない!少なすぎる!!
開拓の街なんだと感じずにはいられないです。
さらに冬の雪を考えると都市型緑化を考えるときにもう一つ課題が増えます。

それでも少し車で走るだけで大自然に触れられるありがたさ。
30年近くお世話になっているこの街がその大自然とつながっていくイメージを忘れずに。

勉強ですね(笑)




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Posted by ケンさん at 09:29│Comments(0)
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