2013年12月18日
ジョサイア・コンドルを巡って ~part1~
先日東京に行ったときにイギリスの建築家ジョサイア・コンドルを巡ってきました。
行ったのは旧岩崎邸と旧古河邸。
イギリスの建築家といっても20代で日本に来て、日本人の奥さんをもらい、東京でその生涯を遂げた方です。
まづは旧岩崎邸。
こちらは洋館南側の2階のベランダから庭園を眺めた様子。
建物内の撮影は一切禁止の中でこの時期だけ紅葉を楽しんでもらうために特別ベランダからの撮影だけは許可されていました。
これはラッキーとばかりに紅葉と全く関係ないアングルの写真もどさくさに紛れて・・・
旧岩崎邸は洋館と和館が結合された形で建てられておりこちらは和館の様子。
洋館は賓客を招く場として、和館は生活の場として使われていたものでその天井高は倍ほどに違いました。
まさに明治の日本文化と外来文化の混在した様子が表現されていて明治大好きの自分としてはたまらん空間でした。
この建物にはイギリス、日本、アメリカ、イスラム、ギリシャと多くのイメージが反映されておりこのベランダの列柱も1階部分と2階では表情が変えられています。
そしてこれが撞球室、すなわちビリヤード場。
明治ですね~
しかも驚くことに洋館とこのビリヤード場は地下でつながっているんです!!!
玄関前の大イチョウとシュロ。
これでも敷地は当時の3分の1だそうです。
第2次世界大戦の敗戦がなかったらこの国はどこまで行っていたんだろう?
でも日露戦争を経てどんな大国にも勝てると思っていた日本は遅かれ早かれ同じような経験をしたのだろうか?
こういう世界と文化を交流する中でうまれてきた素晴らしいものを見るたびになぜ戦争をするの?と単純に思います。
次回、旧古河邸について紹介します。
こちらはジョサイア・コンドルの晩年の作になります。
行ったのは旧岩崎邸と旧古河邸。
イギリスの建築家といっても20代で日本に来て、日本人の奥さんをもらい、東京でその生涯を遂げた方です。
まづは旧岩崎邸。
こちらは洋館南側の2階のベランダから庭園を眺めた様子。
建物内の撮影は一切禁止の中でこの時期だけ紅葉を楽しんでもらうために特別ベランダからの撮影だけは許可されていました。
これはラッキーとばかりに紅葉と全く関係ないアングルの写真もどさくさに紛れて・・・
旧岩崎邸は洋館と和館が結合された形で建てられておりこちらは和館の様子。
洋館は賓客を招く場として、和館は生活の場として使われていたものでその天井高は倍ほどに違いました。
まさに明治の日本文化と外来文化の混在した様子が表現されていて明治大好きの自分としてはたまらん空間でした。
この建物にはイギリス、日本、アメリカ、イスラム、ギリシャと多くのイメージが反映されておりこのベランダの列柱も1階部分と2階では表情が変えられています。
そしてこれが撞球室、すなわちビリヤード場。
明治ですね~
しかも驚くことに洋館とこのビリヤード場は地下でつながっているんです!!!
玄関前の大イチョウとシュロ。
これでも敷地は当時の3分の1だそうです。
第2次世界大戦の敗戦がなかったらこの国はどこまで行っていたんだろう?
でも日露戦争を経てどんな大国にも勝てると思っていた日本は遅かれ早かれ同じような経験をしたのだろうか?
こういう世界と文化を交流する中でうまれてきた素晴らしいものを見るたびになぜ戦争をするの?と単純に思います。
次回、旧古河邸について紹介します。
こちらはジョサイア・コンドルの晩年の作になります。
Posted by ケンさん at 10:56│Comments(0)
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