ANAとJAL

ケンさん

2010年02月09日 14:15

今月初めから内地のほうに行ってきました。

向こうでのことは追々書いていきたいと思いますが、今回は新千歳空港編です。



乗った便はANA国内旅客機。
JALを避けたのか?といわれると正直否定もできないですね。



空港ロビーは雪まつり前でもあってあまり人は多くありませんでした。
飛行機の中も空席が割とありましたね。

気のせいかJALの搭乗手続きのカウンターが少しさびしいように感じましたが、これからどうなるのだろうかと気にかけてしまします。

もちろんJALが今の状況に陥ったことに大きな責任を感じなければならないのは当然ですが、今の公共工事に頼って経営の骨組みを作らざるを得ない他の会社にとっても明日は我が身の、決して他人事でない話でしょう。

会社として経営の安定を求めるのは必然であり、何が安定をもたらすかといえば一番わかりやすい指標は収益、すなわち毎年確実にわが社にお金を落としてくれるクライアントがいるかどうか。

民間企業でそんな約束のできるところはほぼないでしょう。
そうすると仕事の内容云々とは別に、国や役所というクライアントを持つことは会社の安定に直結する。・・・はずだった。

ところが西武グループにしても今の建築業界にしても今回のJALにしても思惑どおりにいかなかった。

もちろん本当に力のある企業にする前に国の補助ありきで、安心というものを安易に手に入れようとしたJALには大きな責任がある。
しかし規模は違えど遠からずのやり方で会社を支えている企業はいまだに山ほどいて、政治はいまだに混沌としている。

まだまだ第2、第3のJALが出てくる可能性はあるでしょうね。
先は見えねど踏ん張らねば。

しかし飛行機に乗って雲の上を漂っているとそんなことすっかり忘れてしましますね。
あ~ 気持ちいい




      BGM:MOVE OVER/Janis Joplin